レディオモモでは年6回、番組審議会を実施しています。
今回の審議会について、報告いたします。

開催日時:2021年1月28日(木)13時30分~14時30分
開催場所:山陽新聞社本社ビル(岡山市北区柳町)
審議番組:「いきたかしのイキイキラジオ~未来への種まき~」(第2,4日曜15時~15時半)
IT企業「セリオ」代表取締役社長CEO壹岐敬さんが”100年先の経営を考える”をテーマに進める30分トーク番組。

出席委員
池田武彦 (委員長=山陽新聞社元論説主幹)
馬場信彰 (山陽新聞編集局デジタル編集センター主管)
山川隆之 (吉備人出版社長)
徳田恭子 (NPO法人まちづくり推進機構岡山理事)※レポート提出
岡田和也 (岡山大学教育学研究科准教授)

欠席委員
藤原恵子 (フジワラテクノアート社長)
野﨑正志 (岡山県観光連盟専務理事)
原奈津子 (就実大・短大初等教育学科教授)
黒田浩一 (岡山市表町商店街連盟常務理事、きものの福岡屋店主)

放送局側出席者
赤田貞治  代表取締役社長
大賀祐樹  総合チーフディレクター

審議意見
・アシスタント宮田の喋りがうまい。タイトルをローマ字にすると「i」が多いので、耳後事が良い。経営界のトップが話すことなので、膨張と成長の違いをはじめとした様々な話題に関して、説得力があり、話のテンポも良くわかりやすく、良質の番組だと感じた。この番組で伊原木隆太岡山県知事(1/10放送回ゲスト)のことが好きになった。普段からこのくらい喋られたら?と思うほど。
・硬い内容だからというのもあるが、他番組との違いを考えると、BGMが無く、トークの合間の音楽もないので、ドライブ中や何かしながら聴いているとしんどいのではないか。一生懸命聴く経営者よりも「ながら聴き」をする一般人の方が多数を占めるはずなので、リスナーが聴きやすいように配慮してほしい。3回目の登場となると出演者の紹介がほとんどなくなるので初回・2回目を聴いていないとわかりにくい。
・中小企業の経営者がリスナーのメインターゲットだろう。零細企業の経営者なので「なるほど」と思うことが多かった。番組ホスト役の壹岐さんとゲストが知り合いで、同じ目線・同じ方向に向かっている2人が仲良く話しているので、リスナーが取り残されているのではないか。番組構成に工夫を。
・大人の番組、プロの番組だと思った。米国公認会計士の壹岐さんが、かつてのバンカー経験を活かし、これからの経営の在り方を提案…社長就任10年余り、社業順調で語る言葉に説得力があるし、聴いていて元気が出る。日曜午後、平素は社業に忙しいビジネスマンも、この時間帯はじっくり聴けるでしょう。コロナで経済界もおろおろしており、次の時代を考えるヒントが得られる番組であり、その意味でタイミング良い番組でもある。
・聴きやすい大人の番組だが、運転しながら聴いていると分かりにくい。トークの合間に音楽があればほっとして良いのだが。

レディオモモでは、今回の意見を基に、今後の番組作りに生かしてまいります。