1.開催年月日 2023年5月25日(金曜日)午後1時30分~2時

2.開催場所  山陽新聞社20階特別会議室

3.委員出席  委員総数8名、出席委員数6名

出席委員の氏名
山川隆之(委員長=吉備人出版社長)
黒瀬一成(山陽新聞編集局デジタル編集センター主管)
野﨑正志 (岡山県観光連盟専務理事)
徳田恭子 (NPO法人まちづくり推進機構岡山理事)
岡田和也 (岡山大学教育学研究科准教授=英語、英米文学)
横山學 (ノートルダム清心女子大学名誉教授)

欠席委員の氏名
原奈津子 (就実大・短大初等教育学科教授=心理学)
黒田浩一 (岡山市表町商店街連盟常務理事、きものの福岡屋店主)

放送事業者側出席者氏名
赤田貞治  代表取締役社長
鶴海淳子  社長室

4.議題
「~街ぶらRADIO~ Your Home Town やかげ」
毎月第1土曜9:00~9:30

5.議事の概要
井原線の車内アナウンス音や、石屋が経営するカフェでカカオをひく音など、矢掛町ならではの音などを冒頭に入れ、パーソナリティーが地域の人にインタビューしながら町を巡る30分。
審議委員からは「番組を聴いて、こんなに現地に行きたくなったものはほかにない」「実際にネットを検索し、行き方まで調べた」「アナウンサーの落ち着いた進行で聴きやすい」と評価する声。一方で「矢掛の歴史にも触れてほしい」というアドバイスもありました。

6.審議内容
〈山川さん〉
落ち着いた進行と声がいい。地元の人の魅力が伝わって、音源を聞いたら今週末行こうと思ったくらい入ってきた。かかった音楽の説明が最初にあればいい。導入の演出の工夫が伝わって、全体的によかった。矢掛宿のことを思い浮かべながら聞くことができた。地域の観光を案内する番組としても安心して聞けた。

〈黒瀬さん〉
オープニングが「音」だったので、もっと工夫して、いろいろな音が流れたらいい。なぜ今矢掛を取り上げているのか説明がほしい。曲が少し浮いているので、なぜこれが流れるのかの説明が必要。物に対する説明が不足している。

〈徳田さん〉
音楽はまず説明をしてから流さないと意味がわからない。もっとくずしてもいいのかな。リポーターの性格によるのか、キャラクターがないような進行。矢掛へ行ったことがない人が聞いたらどう聞こえるのだろうか。音楽をもっと工夫してほしい。

〈横山さん〉
テンポが良い番組。インタビューでの相槌が気になる。興味を持たせ、実際に行くときに調べられるよう、歴史的な説明や具体的な紹介があったほうがいい。

〈野崎さん〉
地域の情報を番組としてとりあげて頂いて大変ありがたいです。全く知らないのではなく、少しは知った上でインタビューしてほしい。音楽の説明が最初にあったほうがいい。インタビュー相手の音が聞き取りにくく、ボリュームを上げた。見えないものに対する説明はもっと必要。

〈岡田さん〉
全体を通して、非常によい。冒頭の音「いきなり何」と思ったが、説明をそれを聞いて爆発喜んだ。ラジオとは、こういう事なんだろうと思う。リポーターの編集力やポテンシャルも良い。ワンマンで録音して編集するのは、技術的にもすばらしい。